園児たちが七五三参り「みんなが元気に生きていけますように」大分
大分県別府市の公園では4日、この時期の風物詩となっている害虫から松を守るための作業「こも巻き」が行われています。
4日朝からこも巻きの作業が行われているのは別府公園です。管理する別府市が冬を迎える準備として毎年行っています。
こも巻きは松を枯らす害虫が冬を越すために、温かい土の中に移動する習性を利用して行う昔ながらの駆除方法です。
わらで編んだ「こも」を松に巻くことで、枝や葉っぱにいた害虫が土の中だと勘違いして「こも」で過ごすとされています。
春になって虫が動き出すとされる3月の「啓蟄」までに「こも」を取り外し、害虫ごと焼却するということです。
◆別府市公園緑地課三浦優哉さん
「冬が近づいてくるんだなというような季節の変化を感じてもらえたら」
「こも」は公園内のおよそ400本の松に巻き、作業は4日中に終える予定だということです。
